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お花・お庭・子育て


by mothergarden
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利休忌

ちょっと遅い利休忌でした

利休忌に菜の花を飾るのはなぜか?

千利休が切腹された日、飾ってあった花が菜の花だったそうです


うーーーー田植え痛を引きずったまま、茶事痛
膝が割れそう・・・・
長時間の正座と立ったり座ったりするお運びで
身体中痛くて、わけわからんくなってきた

まあ、単に体重の重みと運動不足が原因か~

でも、正式の正午の茶事を稽古してくれる先生ってあまりいないし、ありがたいことです
ましてや懐石を全てされる先生もめずらしいようで、私たちは本当に幸せな弟子です

利休忌は、いつも千利休の時代を想像します

連客14名 そろったら、木の板を打つ音で亭主に知らせます

待合で汲み出しをいただく

腰掛け待合にて銅鑼の音を聞く
 
銅鑼の音をシーンと聞くと、連客一同揃って心が洗われる気分

露地に出て蹲を使って茶室へ

蹲を使うのも身を清めた気分になる

茶室の外には刀掛けがあります
昔はどんな偉い武将も刀を外し、にじり口から頭を低くして入ったそう
なので、いつもにじり口をくぐりながら想像しています
最後の人は鍵をかけるってとこが、また昔を連想させる
だってみんな刀を外してるから、命を狙う人が入ってきたら危ないもんね

さて、お炭と濃茶です
濃茶を一つの茶碗を何人かで飲むところも
一期一会を実感します
その連客と同じ席に居合わすことはもうないかもしれない
ましてや、戦国の時代は二度と会えないことが多かっただろうしね


また露地を通って、今度は広間へ
8畳間と6畳間を使って、花月をしました

花寄之式
廻り炭之式
平花月
貴人清次濃茶付花月

懐石はお詰(末席)だったので、また早食いの大食いでした
飲み込むように食べないと、お運びも待っています

時間の都合で省略されたけど
千鳥の杯って亭主がお客様にお酒を注ぐかわりに、亭主も注いでもらいます
亭主は全員の杯を受ける
亭主、客、亭主、客、亭主、客・・・・と注ぐから
まさに千鳥足のジグザグ進み

お客様だって、何度もお酒がまわってくる
なので、茶人はお酒が強いのだ


茶事の稽古だから、千鳥の杯はきっとお詰の私がやるハズだわ!
過去にも10人の杯を受けたことがある・・・
覚悟してました いや楽しみだった?

しかも私は運転手でなかったので
わーい飲み放題!と思ってたけど
「千鳥省略」
あら~残念
早食い大食いの途中にすかさず飲みましたけどね

さて酔いと夢が覚めたら、先生にお礼のお手紙だー
体中の痛みが頭にもまわる・・・
利休忌_a0047618_5322220.jpg

by mothergarden | 2008-04-30 06:15