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お花・お庭・子育て


by mothergarden
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アート降る金沢

茶道裏千家淡交会青年部の会員大会がありました
テーマは「新伝統物語 アート降る金沢より」
北陸信越ブロックで先生方を含めると500人くらいの参加だったでしょうか
鵬雲斎大宗匠の特別講演があり、大変大きな会となりました

私は妹と一緒にオプショナルツアーの接待役
茶席の後、他県の先生や会員の方と卯辰で食事をして
東茶屋街、大樋美術館を案内しました

茶席は
兼六園の時雨亭で濃茶(親支部席)
観光会館で薄茶(連絡会席)
松風閣で薄茶(ブロック席)を順番にまわります

会員に作家さんが多く ほとんどのお道具は会員の方の作品でした
中でも茶箱はレース編みをされる方がレースの箱を編んで、漆芸作家さんが漆をかけたという合作
お菓子の入った折据の和紙も、金平糖の入ったガラスの振り出しもみんなで作ったというからスゴイ!
金沢って伝統文化が盛んなところだな~とあらためて感嘆しました
アート降る金沢_a0047618_23585688.jpg
アート降る金沢_a0047618_2359127.jpg

茶席をまわった後は、オプショナルツアや自由散策

能楽堂で集合して能楽鑑賞
仕舞 花月
この御題にちなんで、茶席でも工夫が凝らされていました

ひき続き、鵬雲斎千玄室大宗匠の特別講演がありました
ユーモア満載で実に楽しくお話しを聞きましたが、途中涙もポロリ・・・
茶席に茶箱のお点前があったことから、茶箱に大変思い入れの深いお道具であることをお話しされました
第二次世界大戦中、大宗匠が海軍に入隊するため先代が茶箱を持って行くよう用意して下さったそうです
特攻隊の仲間と同じ茶碗でお茶を飲まれ、何人もの戦友を見送ったこと
死ぬ時は、その茶箱を持って行く覚悟であったけど、懇願され茶箱を託した先輩が茶箱と共に戦死したこと
一杯のお茶がどれだけの方の心を慰め勇気を与えられたのか、平和を求めて活動される理由がズコーンと胸に響きました

式典、懇親会、二次会までの参加費を納めてあったので
帰ったのは23時半
何年ぶりの夜遊びか~
でも大宗匠にお声をかけていただいたり、一緒に写真を撮れて舞い上がりましたわん

そして何年ぶりかで他県、他青年部の方達と再会して
5年ほど幽霊会員だったけど辞めなくて良かったな~
と充実した一日でした
by mothergarden | 2007-05-20 01:10 | たのしみ